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新発売!(2024年12月12日発行)
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発達障がいがあっても地域で自立して人生を往く
親なきあとの支援につながる巣立ちのための一冊!
大人の発達障がいに悩むご本人とご家族へ
相談支援専門員は『人生の伴走者』です。
発達障がいが原因で、問題行動やひきこもりが二次障がいとして現れることがあります。
発達障がいのある子どもの子育ては、思春期以降に大きくその様相が変わります。親子のコミュニケーションがとりにくくなり、それまで利用していた児童向けの支援とも切れてしまった。そんな時…
この本では、私たち相談支援専門員がこれまでの経験をもとに、発達障がいのある人の生活や就労にかかわるさまざまな支援とその利用の仕方をお伝えします。
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もくじ
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【Case01】子への経済援助で両親の家計は限界 ひきこもり負のループからの脱出:矢島大さん(20才)
*相談支援事業所と相談支援専門員
*生活に必要なお金の悩みを解決する
【Case02】穏やかな子が思春期を境に不安定に 二次障がいの治療に専念して見えた希望:小川凛太郎さん(22才)
【Case03】「障がいなんかじゃない」拒絶の壁を乗り越えて 初めて見えた新しい景色:関根裕也さん(21才)
*発達障がいかもしれないと思ったら
【Case04】育ての親の祖父母が要介護認定 自立を目指す支援利用で開いた心と社会の扉:雨宮瑠衣さん(25才)
【Case05】統合失調症と家庭内暴力 障がいを抱え込んだ家族を離れて:日浦貴雪さん(22才)
*お金の管理や整理整頓の仕方を身につける
*“わが子の面倒は親が見る”ができなくなる前に
【Case06】家庭での抑圧で症状が悪化 適正治療と環境調整で生活が安定:佐藤翔太さん(21才)
*安心できる“居場所”を利用する
【Case07】“できること”から芽吹いたチカラを育み 実現した一人暮らしへの道:山本竜児さん(25才)
*一人暮らしを支えてくれるサービスを活用する
【Case08】一人で産んで育てたい 出産後も仕事を続けるために叩いた支援の扉:河西愛美さん(22才)
【Case09】一般就労で2回の挫折を経験 自分に合った働き方を求めて:飯山すばるさん(22才)
*学校を卒業したら就労モラトリアムを利用する
【Case10】思春期のトラブルで下がった自己肯定感 社会との距離を生活介助と支援で縮める:林原壮太さん(18才)
【Case11】非行や犯罪の背景にある問題への 適切なアプローチが更生と社会復帰を進める:田沢海斗さん(24才)
*家族から離れてグループホームで暮らすという選択
【Case12】「僕は今 グループホームで暮らしています」離れて暮らすことで、親と子、それぞれの生活はどう変わったか。
:篠田智晶さん(22才)/綾香さん(お母さん)
*相談に行きましょう
・あとがき(辻圭輔)
・出版に寄せて(青木聖久)
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著者紹介
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辻 圭輔
相談支援専門員/介護支援専門員
社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理師・介護福祉士・保育士
大阪市に福祉事業所「ケアサービスダンデライオン」を開設し、これまで障がい者の地域支援に携わる。現在は、児童、障がい者、高齢者に至るまでのワンストップ型の相談援助職として活動している。
日本福祉大学大学院 社会福祉学修士
主な著書:
めざめとともに 〜性と愛の迷路サポートブック(2024年/そらの子出版)
監修:青木聖久
日本福祉大学教授/博士(社会福祉学)/精神保健福祉士
全国精神保健福祉会連合会(家族会)顧問
日本精神保健福祉学会副会長
主な著書:
『発達障害・精神疾患がある子とその家族がもらえるお金・減らせる支出』(講談社/2024年)、『おかあちゃん、こんな僕やけど、産んでくれてありがとう』(ペンコム/2022年)、『障がいのある人の支援の現場探訪記』(学研教育みらい/2021年)他多数
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B5変形判(206×182mm)
フルカラー 88ページ